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タイミング別プロテイン

皆様はプロテインを飲んでいますか?
過去に紹介した通りプロテインには、乳由来のホエイプロテイン、大豆由来のソイプロテイン、卵由来のエッグプロテインなど様々な種類があります。
それぞれのプロテインに効果を最大限発揮するようなタイミングがあります。
そこで今回はホエイプロテイン、カゼインプロテインの特徴やオススメのタイミングを紹介していきますので、是非最後までご覧ください。

ホエイプロテイン

ホエイプロテインは乳由来の動物性タンパク質になります。
牛乳に含まれる約2割がホエイであり、タンパク質の他にビタミンやミネラルなどの栄養素も含まれます。
ホエイプロテインにはWPC(ホエイプロテインコンセントレート)、WPI(ホエイプロテインアイソレート)、WPH(ホエイプロテインハイドロライズド)など製法の異なる商品があります。

ホエイプロテインの特徴

ホエイプロテインの最大の特徴は吸収速度の速さです。
摂取後約1時間で血中アミノ酸濃度がMAXになります。
吸収速度が速いため、腹持ちはあまり良くありません。
ホエイプロテインにはBCAA(分岐鎖アミノ酸)が豊富に含まれるため、筋肉量の増加や健康維持の効果が期待できます。
市場に出回っているほとんどのプロテインがホエイプロテインであり、様々な味を楽しむことができ、万人ウケするプロテインになります。しかし、乳由来なので牛乳アレルギーの方はお飲みいただけません。また、牛乳を飲んでお腹を下す乳糖不耐症の方はWPC(ホエイプロテインコンセントレート)はお飲みいただけません。

ホエイプロテインのタイミング

前述の通りホエイプロテインは吸収速度が速く、摂取後約1時間で血中アミノ酸濃度がMAXになります。ですので、素早く栄養を補給したい【朝】【トレーニング前】【トレーニング後】などがオススメのタイミングとなります。
トレーニングの約2時間前に食事を摂取できていればトレーニング前の摂取は必須ではありませんが、できていなければトレーニングの1時間程前に糖質と一緒にプロテインを飲むことで、エネルギーを満たした状態でトレーニングを行えます。
また、水ではなく牛乳や豆乳で割って飲むことで吸収速度が遅くなるため、就寝前や間食にもオススメとなります。

カゼインプロテイン

カゼインプロテインもホエイプロテインと同じ乳由来の動物性タンパク質になります。牛乳に含まれる約8割がカゼインです。
牛乳から脂肪とホエイを取り除いた不溶性の固形成分で、アミノ酸の一種であるグルタミンが豊富に含まれています。

カゼインプロテインの特徴

カゼインプロテインの最大の特徴は吸収速度の遅さです。
水に溶けにくく、体内で一度固まる性質があるため体に吸収されるスピードはホエイプロテインの3~4倍遅くなります。そのため腹持ちに優れています。
サラサラな喉越しで飲めるホエイプロテインとは異なり、ドロドロとした喉越しは好き嫌いが分かれます。また、味自体もホエイプロテインほど飲みやすくはありません。
乳由来のため牛乳アレルギーの方はお飲みいただけませんが、乳糖不耐症の方でもお飲みいただけます。

カゼインプロテインのタイミング

カゼインプロテインは吸収速度がゆっくりで腹持ちが良いため、長時間栄養を補給できない【就寝前】や【間食】などがオススメのタイミングです。
トレーニング後などのすぐに栄養が欲しいタイミングには向いていません。
空腹感と戦わなければならないダイエット中などの間食に飲むことで空腹を紛らわすことができるため、ダイエット中にオススメです。

いかがでしたか?
世の中には様々な種類のプロテインがありますが、今回はホエイプロテインとカゼインプロテインの特徴やタイミングについて解説しました。
この記事を読んで自分の目的に合ったプロテインを飲みましょう!