鶏胸肉を食べる理由
皆さんは鶏胸肉は好きですか?鶏胸肉と聞くと「パサパサしてて食べづらい」や「マッチョのご飯は鶏胸肉とブロッコリーだけ」と思うかもしれません。確かに調理方法によってはパサパサして食べづらくなりますし、マッチョは鶏胸肉を敢えて選んで食べます。
では、なぜ鶏胸肉を選ぶのでしょうか。
そこには様々な理由があります。
そこで今回は、なぜ鶏胸肉を食べるのか解説します。
目次
この記事を読むと・・・
なぜ鶏胸肉を食べるのかがわかります
鶏胸肉を美味しく食べる方法がわかります
なぜ鶏胸肉を食べるのか
栄養が豊富
鶏胸肉(皮なし)100gに含まれる栄養素は・・・
タンパク質:23.3g、脂質:1.9g、炭水化物:0.1g
その他にナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6などのビタミンB群やビタミンKが豊富です。
鶏胸肉はタンパク質がとても多く、炭水化物や脂質は少ないです。栄養素の代謝に関わるビタミンB群や、疲労回復に関わるイミダゾールジペプチドが豊富な点も最大の特徴です。
イミダゾールジペプチド
イワタリドリは1年間に地球2周分もの距離を移動します。なぜそんな長距離を移動できるのかというと、イミダゾールジペプチドが関係しているからです。イミダゾールジペプチドは鳥の翼の付け根に多く含まれ、鶏胸肉にも豊富に含まれています。
疲労は体内に発生する活性酸素が細胞を傷つけることによって起きます。
イミダゾールジペプチドを摂取することによって、この活性酸素を除去する除去することができ、疲労回復効果を期待できます。
比較的安価
鶏胸肉は他の肉類に比べて需要が少ないため、比較的安価で購入することができます。一日に必要なタンパク質量はトレーニングしている人は体重の2倍(g)、トレーニングしていない人でも男性で一日60g、女性で50g必要です。
鶏胸肉100gあたりに含まれるタンパク質量は約20gなので、一日に多くの鶏胸肉が必要だとわかります。
比較的安価な鶏胸肉を選択することによって食費も抑えることができます。
鶏胸肉を美味しく食べる方法
どんなに栄養価の高い食材や体に良い食材でも、美味しくなければ継続して食べることはできません。
前述の通り、鶏胸肉は調理方法によって食感がかなり変わります。鶏胸肉をそのまま焼くと鶏胸肉内の水分がどんどん外に出ていき、パサパサとした食感になってしまいます。パサパサせずにしっとりとした食感で美味しく食べるには鶏胸肉内の水分をなるべく外に逃さずに火を通すことです。
そこでおすすめの調理方法は・・・
湯煎(低音調理)
湯煎(低音調理)は、しっとりとした食感の鶏ハムを作ることができます。
湯煎も低音調理器もジップロックなどの茹でることが可能な袋が必要です。
低音調理では低音調理器という機械が必要ですが、湯煎は特別な機械は必要ありません。
どちらも放置するだけで作ることができるため、非常に楽で安全な調理方法です。
——調理方法——
100均などに売っている湯煎袋に皮を剥いだ鶏胸肉を入れます。そこに塩胡椒などのスパイスを入れます。沸騰したお湯に鶏胸肉が入った湯煎袋を入れて2分間茹でます。その後ひっくり返して更に2分茹でます。火を止めて蓋をして、朝まで放置することで中まで火が通り、しっとり食感の鶏ハムの完成です!
塩麹につけて焼く
塩麹は塩、麹、水を混ぜて発酵させる日本古来の調味料です。
塩麹には三大消化酵素と呼ばれるアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼが含まれています。
塩麹に食材を漬けることで、タンパク質が分解され旨味成分であるアミノ酸に変化します。その結果、食感が柔らかくなり旨味が増します。
——調理方法——
鶏胸肉を任意の大きさにカットし、塩麹を最低でも30分間漬け込みます。(鶏胸肉100gにつき塩麹10g)
その後、温めたフライパンに適量の油を敷き中までしっかりと火を通し、完成です!
いかがでしたか?
パサパサしてて食べづらいイメージのある鶏胸肉ですが、比較的安価で栄養も多く含まれています。
鶏胸肉を食べてしっかりとタンパク質を摂取しましょう。