HMBとは
HMBと聞くとよく広告である、「プロテインの20倍の効果がある」「飲むだけで痩せる、筋肉がつく」など謳われ少し怪しいサプリメントの印象がついてしまっているかもしれません。
断言しますと、プロテインの20倍の効果はありません。国際スポーツ栄養学会が発表した三段階評価では最高ランクのA評価を得ており、科学的に効果があると証明されたサプリメントの1つです。その他のA評価は以前紹介した、カフェイン、クレアチン、炭水化物(カーボドリンク)などです。
そんなHMBを今回は解説していきます。
よろしくお願い致します。
HMBとは
HMB(β-Hydroxy-β-MethylButyrate)、日本語訳でβ-ヒドロキシ-β-メチル酪酸 と呼びます。HMBはアミノ酸の一種であるロイシンの代謝物質です。
HMBの効果
1.筋肉がつきやすくなる
HMBを摂取する事で、mTORという細胞の成長を調整するシグナル伝達回路を活性化させます。mTORが活性化されると筋合成も促進されるので筋肉がつきやすくなります。
2.筋肉を分解しづらくなる
HMBを摂取する事で ユビキチンプロテアソーム系というタンパク質を分解する機能が抑制されます。 筋肉はたんぱく質でできているため、その結果筋肉の分解を分解しづらくなります。
HMBの種類
HMBには2つの種類があり、カルシウムを添加させたHMB(HMB-Ca、カルシウムHMBなどと呼ばれる)とHMB単体(HMB-Fa、遊離酸HMBなどと呼ばれる)があります。これらの違いは吸収速度や筋合成の割合の高さに違いがあります。遊離酸HMBの方が双方において優れていますが、値段はカルシウムHMBの方が断然安いです。
HMBの摂取量
1日に3~6gが適切です。少なすぎても多すぎてもよくありません。
タイミング
1度に3~6g飲むのではなく、小分けにして飲むことをオススメします。朝、昼、晩などに分けて飲むことでHMBを持続して筋肉に供給できます。
オススメの人
トレーニングを始めたばかりの方や、ダイエットしている方に大変オススメです。
相性の良いサプリメント
HMBと一緒に摂取する事で相乗効果のあるサプリメントが存在します。それは以前ご紹介したクレアチンです。また、脂溶性ビタミンであるビタミンDとも相性が良いです。
冒頭にもでてきたように、HMBはプロテインの20倍の効果があると謳われていますが、それはなぜでしょうか。
答えは簡単で、プロテインはたんぱく質を摂取するためのサプリメントであり、HMBの摂取を目的としていません。そのためプロテインには通常のHMBサプリメントの1/20程しか入っておりません。その結果、HMBはプロテインの20倍の効果があると謳って商品を売るわけです。
例えば・・・
お米100gに含まれる炭水化物は約30g程ですが、プロテイン1杯に含まれる炭水化物が1gだった場合、お米はプロテインの30倍の効果があると言っているようなものです。こちらはイメージしやすいと思いますが、そもそもプロテインで炭水化物を摂取しようとしていないため、論点が変わってしまっています。
いかがでしたか?
膨大な広告を目にした結果、怪しいと思われてしまいがちなHMBですが、科学的には認められたサプリメントの1つであります。
効率よく筋肉をつけたい方や、せっかくつけた筋肉を減らしたくない方は是非一度試してみてください。
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