シトルリンとは
シトルリン は効果などがアルギニンと極めて似ていますが、大きく違う点があります。
前回、アルギニンについて解説しましたが、今回は同じNO系サプリメントの代表格であるシトルリンについて解説していきます。
宜しくお願い致します。
シトルリンとは
シトルリンとは、人体を構成する必須アミノ酸や非必須アミノ酸ではなく、遊離アミノ酸の一種です。
シトルリンの効果
1.血流改善
シトルリンを摂取すると血液内の一酸化窒素濃度が高まります。アルギニンの記事でも記載しましたが、血液内の一酸化窒素濃度が高まると血流が良くなります。また、パンプアップもしやすくなります。
2.筋肉がつきやすくなる
血流が良くなることによって、食事やサプリメントで摂取した栄養素の吸収が良くなります。トレーニングで損傷した細胞に栄養が届きやすくなるため、筋肉がつきやすくなります。
3.パフォーマンスUP
血流が良くなることで、酸素の供給が効率よく行われるためパフォーマンスUPの効果も期待できます。また、 1日6gのシトルリン摂取で、強度の高い運動のパフォーマンスが上がったという報告もあります。
摂取量
推奨量は1日800㎎ですが、効果を感じられない場合は1日6gなどに増やしましょう。
摂取タイミング
シトルリンは摂取してから30分~1時間で吸収されます。そのため、30分~1時間前の摂取がオススメです。
アルギニンとの違い
1.代謝経路
アルギニンは、腸で4割が吸収され、残りは肝臓で代謝されます。シトルリンは腸で吸収されたあと、腎臓で代謝され、その際にアルギニンに変換され、全身に運ばれます。
2.吸収率
アルギニンは摂取した6割以上は吸収されませんが、シトルリンは摂取したほぼすべてが吸収されるため、吸収率はアルギニンが優れています。
相性の良いサプリメント
トレーニング前にアルギニンとシトルリンを同時に摂取する事で、血中アルギニン濃度は4.5倍になり、30分後にピークを迎えます。そのため、 シトルリンはアルギニンと同時に摂取する事で相乗効果が期待できます。
いかがでしたか?
NO系サプリメントの代表格であるシトルリンについて解説しましたが、アルギニンととても似ています。しかし、代謝経路の違いやシトルリンがアルギニンに変換される性質により、アルギニンとの同時摂取でより効果を得ることができます。
アルギニンとシトルリンの同時摂取で、血流を良くして、効率よく体を鍛えていきましょう!
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