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ケトジェニックダイエット中の食材

先日【ケトジェニックダイエットとは】という記事を投稿しましたが、その記事ではケトジェニックダイエットの解説や、やり方を解説しました。今回はケトジェニックダイエットを行う上でどのような食材を食べれば良いのか詳しく解説していきます。

おすすめの食材がわかります

おすすめの食材

タンパク源

ケトジェニックダイエットとは総摂取カロリーの内、7割を脂質から摂取する必要があります。ダイエット中のタンパク源と聞くと鶏胸肉が思いつくかもしれませんが、鶏胸肉には脂質がほぼ含まれていないため最適とは言えません。では、脂質が豊富に含まれる豚バラ肉などはいかがでしょうか?豚バラ肉は100gあたりタンパク質14.2g、脂質34.6とかなり脂質が多く含まれるのがわかります。絶対に適さない訳ではありませんが、脂質が多く摂取カロリーが増えてしまう恐れがあるため最適とは言えません。
ケトジェニックダイエット時におすすめのタンパク源は以下になります。

サーモン

サーモンは100gあたりタンパク質22g、脂質8gと、タンパク質と脂質が含まれています。また、サーモンなどの魚に含まれる脂質は不飽和脂肪酸(良質な脂質)といい、血液をサラサラにする、記憶力をアップさせるなど体に嬉しい効果がたくさんあります。
不飽和脂肪酸とは何か?など、脂質について詳しく解説した記事は以下からご覧ください。
【脂質について解説】

赤身牛肉

赤身牛肉は100gあたりタンパク質20g、脂質10gとタンパク質と脂質が含まれています。また、牛肉にはビタミンB群やミネラルが豊富に含まれるため、栄養素の代謝や免疫力の向上、美容効果などが期待できます。赤身牛肉は、もも肉、ランプ、ヒレなどの部位を指します。
また、スーパーで売っているパッケージされた肉は個体差が激しいため、脂が程よく乗った部位を選ぶようにしましょう。

卵は1個(60g)あたりタンパク質7.4g、脂質6.2gとこちらも程よくタンパク質と脂質が含まれています。卵はビタミンCと食物繊維以外含まれた完全栄養食であり、老若男女問わず全人類におすすめすることができる食材です。また、アミノ酸スコアが100であり質の良いタンパク源であることもわかります。
卵について詳しく解説した記事は以下からご覧ください。
【卵は優秀なタンパク源】

脂質源

ケトジェニックダイエット時にメインに摂取することになる脂質。
脂質は様々な料理に使われるため摂取は簡単だが、良質な脂質のみを摂取しようとすると何を食べれば良いか意外と思い浮かばない人も多いと思います。
ケトジェニックダイエット時におすすめの脂質源は以下になります。

アボカド

アボカドは1つあたり脂質26.2gと脂質が豊富に含まれています。
アボカドは世界一栄養価の高い果物としてギネスに認定されています。
アボカドは栄養素の代謝に関わるビタミンB群や浮腫を取るカリウム、腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれています。

ナッツ類

ナッツ類にも脂質が豊富に含まれています。ナッツ類の中でもアーモンドとクルミがおすすめです。
アーモンドはタンパク質と脂質、ビタミンEが豊富に含まれます。ビタミンEは抗酸化作用があり、老化予防、免疫力の向上が期待できます
クルミは多価不飽和脂肪酸が多く含まれます。多価不飽和脂肪酸は必須脂肪酸といい、体内では合成できないため食事で補う必要があります。

MCTオイル

MCTオイルは初耳の方もいらっしゃると思います。MCTオイルのMCTはMedium Chain Triglycerideの略であり、日本語訳すると中鎖脂肪酸です。オリーブオイルやラードなどは長鎖脂肪酸と呼ばれ、分子量が大きい脂肪酸です。一方、中鎖脂肪酸の分子量は長鎖脂肪酸のおよそ半分です。そのため消化吸収がとても早く、グルコースやアミノ酸と同じように門脈を通って直接肝臓に運ばれます。そして、素早くエネルギー源として使われます。

いかがでしたか?
一般的なダイエットは糖質を摂取しながら脂質を抑えるローファットダイエットですが、ケトジェニックダイエットでは糖質を控え脂質を摂取します。イレギュラーな食事になるため戸惑うかもしれませんが、今回紹介した食材を摂取すれば問題ありません。
今回紹介した食材を摂取して、ケトジェニックダイエットに挑戦してみたください!